結局のところ「順張り」「逆張り」どっちがいいのかとかを考えてみた回
「順張り」「逆張り」について色々考える
順張りと逆張り。
FXでも株でも、投資の話になると必ずと言っていいほど出てくるこのワード。
一体どっちがいいのか。順張りすべきだ、いや逆張りだ、世間ではワーワー言うとりますけども。結局どうなんだ、というのが今回のテーマです。
ざっくりしすぎてすいません。
でも今回の記事は
- 「順張りか逆張りか、どういう手法がいいのかで悩んでいる人」
- 「なぜか毎回逆張りして負けてばかりいる人」
みたいな人には何かしらヒントになるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも順張りか逆張りかを気にする必要ある?
結論から言うと僕の場合、
こう言うと身も蓋もないですが、もちろん全ての人に当てはまるわけではありません。
あくまで僕のトレードスタイルにおいては、ということです。
僕は基本5分足でのデイトレードを行っていますが、僕と同じくらいの短い時間軸でトレードをしている人にはあてはまる考え方かもしれません。
そもそもいま自分がやっている、やろうとしているトレードが順張りなのか逆張りなのか、判断するのはとても難しいと思います。
トレンドを把握するのって難しい・・・
というのも例えば順張りするにしてもまずは現在のトレンド状況を把握しなくてはいけません。
いまトレンドがあるのかないのか。
あるとしたら上昇トレンドなのか下降トレンドなのか。
この判断が実にややこしいです。
そしてややこしくなる原因のひとつが「時間軸」です。
つまり、
- 短期足では上昇トレンド
- でも長期足では下降トレンド
- さらに上位の足では上昇トレンド
みたいな場合ですね。
「えーっと、ここは上昇トレンド中にできた一時的な下降トレンドの中であえての逆張りをすることで、うんたらかんたら・・・」
とかなってくると、もうわけがわからんのですわ・・・。
どう判断したらいいのか・・キリがないです。
結局のところ自分がトレードする時間足で判断するしかないのではないかと思います。
例えば僕は5分足でトレードをします。
保有時間はせいぜい30分〜1時間くらいです。
そういう僕が、週足のトレンドを気にしてもしょうがないんです。
だって僕のトレードは、大きい波を根こそぎ取ろうというんじゃなくて、小さなうねりをコソッとかすめ取る、「コソ泥スタイル」なんですから笑。
へへへ。
実際のところ、相場をどう判断するか
具体的方法
では実際僕が、何をどういうふうに判断をしているかを紹介します。
まずは1時間足を見ます。
「順張りか逆張りかはあまり気にしない」とは書きはしましたが一応は大体の雰囲気くらいは掴んでおきます。
ダウ理論で「高値安値の切り上げ・切り下げ」が起きていないか程度の確認です。
「ふぅーん、こう言う感じかぁ・・・」くらいのもんです。
その上で、5分足でトレードしていきます。
売りか買いかはMAの位置関係で決まります。あとは水平線を頼りにエントリーのポイントを探るだけです。
詳しい方法は以下の記事にも書いていますので是非読んでみてください。
こんな感じなので、順張りか逆張りかということを考える余地があまりなくて、決めたことをやるだけっていう感じなんです。
たまには逆張りしたっていいじゃない
あとは、100pipsとか急激な上昇の後とかは売ってみたくなります。
これはまあ完全に逆張り発想ですね笑。
「ここまで上がったんだからそろそろ下がるだろう」
は、意味がないんですが、まあまあ有効なときがあるんです。
ただし、そろそろ下がるだろうの「そろそろ」がいつなのかはわかりません。
経験上、本当の「そろそろ」が来るのは、自分が「そろそろ」と思うよりだいぶ後です。
なのでエントリーするにしても、相当待ってから入るようにはしています。
たぶんみなさんが思うより何倍も待ちます。
チャートを見ながらじっと待つ感じではなくて、
・いったんチャートを離れて近所に買い物にでも行って、
・その後スタバでコーヒーでも飲んで、
・さぁて家に帰ってもっかいチャート見てみるかー、
ぐらい待ちます。
ここまで待つともはや逆張りとも呼べないかもしれません。
そのくらい待つと大体だらだらとレンジみたいな状態になっているので、そこから売りで入ったりします。
最初の状態よりさらに上昇していたり、または逆にすでに反落してしまった後だったりすることもありますがその時は諦めます。そういう時もあります。というかしょっちゅうです。
一方で、いい具合にエントリーできて、なんとかうまく行った場合はさっさと利確します。
長居は禁物です。
例外的なトレードではなるべくリスクを取りません。
大きい損失を出すのは大体こういうトレードで無駄に粘ったりした時なんです。
僕自身もう何度も経験していますともハイ。
以上のような理由で僕は順張りか逆張りかはあまり気にしません。
逆張り自体が悪いわけではない
書籍などでは、逆張りが悪いことのように書かれている場合もありますが、僕はそうは思いません。
悪いのは
・「そろそろ下がるだろう」的な安易なエントリー
・ムキになって何度もエントリー
・諦めきれずにルール無視の無限ナンピン
です。
要するに感情的なトレードが良くないわけです。
逆張りによってそういった感情的なトレードをしてしまいがちになるのであれば、逆張りはやめたほうがいいかもしれません。
でも、きちんと自制して事前のルールに沿ったトレードができるのであれば、順張りとか逆張りとは考える必要はないのではないでしょうか。
事前にトレードプランを決めておき、それを実行するのみです。
欲張らない、執着しない。
大切なのはこれだけです。
でもまあこれが難しいんですけどね。