FXコラム
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FXの秘密兵器!「トレード日誌」をつけたら、驚くほど自分のクセが明らかになった

jackj527
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皆さんはトレード日誌ってつけてますか?私はつけています。たまにサボりますが。

FXでは「トレード日誌」をつけることはめちゃくちゃ大事です。

利益や損失だけでなく、トレードの背後にある意思決定や感情を記録することで、自己分析やスキル向上に繋がります。成功と失敗の要因を客観的に把握し、反省から学び、次のトレードに活かすことで、着実な成長が可能です。この記事では、なぜトレード日誌が役立つのかやどのように記録すべきかを詳しく解説していきます!

そもそもなんでFXでトレード日誌が重要なのか

人間は忘れっぽい

なぜトレード日誌が大事なのか。

私たちは時間が経つと、記憶が薄れてしまう生き物。2日前の晩ご飯はおろか昨日の昼ご飯でさえ忘れてしまう生き物なのです。

ましてやFXトレードのような複雑な意思決定を挟む作業では、取引の詳細や心の動きなんて、まるで記憶喪失にでもなったかのように綺麗さっぱり忘れてしまいます。

さらに、土日を超えて翌週にもなると、前週にこっぴどくやらかしたことを平然と忘れたりするわけです。

ここで、トレード日誌がその大切さを発揮します。

トレード日誌では感情を記録しておく

トレード日誌は、実際のトレードの結果だけでなく、取引の背後にある思考プロセスや感情を記録します。

  • なんでエントリーしようと思ったのか
  • エントリー後にどういう感情がわき起こったか

とかそういうことです。

自分の分析や判断のポイントを正直に振り返ることで、成功や失敗の原因を客観的に理解することができます。

この記録は自己分析のための貴重なツールであり、未来のトレードに活かすことができる自分だけの貴重な情報源となります。

いわば世界に一冊しかない自分だけの教科書みたいなもんです。

過去のトレードを振り返り、成功のパターンや失敗の要因を把握することで、次のトレードで同じミスを避けたり、成功の要素を増やしたりすることができるようになるわけですね。

毎回同じような失敗をしていることに気づく

実際に私も、FXを始めたばっかりの頃はトレード日誌なんかつけていませんでしたが、ネットや書籍の情報で、記録をつけた方がいいというのを知ってつけるようになりました。

そしたらまぁビックリするくらい同じような負け方、同じような勝ち方をしていることに気づけました。

特に負け方については「え!?なんでここで入った?」っていうくらい、毎回エントリーが早かったんです。

後からチャートを見たら、「この場面でのエントリーは時期尚早だから、もう少し引き付けてからだな・・・」と考えるようなポイントでことごとくエントリーしていて、見事なまでにフライングスタートを決めていたんです。

だったらこの同じような負け方、つまりフライングを減らすことで成績がよくなるのでは?と考え、実践しはじめたところ、徐々にではありますが利益が出てきました。

また、トレード日誌はトレードスキルの向上にも寄与します。成功と失敗の要因を記録し、トレードスタイルをアップデートというか、微調整することで、さらにトレードのパフォーマンスを向上させることが可能です。

要するに、トレード日誌は我々トレーダーの進化の記録であり、自己分析とスキル向上の道具です。トレードのプロセスを振り返り、反省と学びを結びつけることで、より確かなステップで成功への道を歩んでいくことができます。

では次に、わたしが実際どのような日誌をつけたのか、また、おすすめの日誌スタイルなんかを紹介していきますねー。

日誌って一体どうやってつければいいの?

トレード日誌と言っても、はじめのころは私も手探りの状態でした。

何を書けばいいの?どう書けばいいの?それこそ、ネットで調べればトレード日誌に関する情報なんていくらでも出てくるんですけど、当時の私はそんなこと思いつく余裕もありませんでした(笑)。

でもまあとりあえずは、チャートを見返す感じだろうから、最初のうちはエントリーの度にノートにチャートを印刷して貼り付け、そこに取引のコメントを書いとけばいいかって感じでした。

ここでエントリーしたよとか、その時の気持ちとかそんな感じです。

でも、この作業をやったことがある人はわかると思うんですけど、何と言ってもチャートを毎回印刷して貼るっていう作業は、はっきり言ってめんどくさいんです・・・。

しばらくすると、チャートを貼ることをやめ(というか、めんどくさくてやらなくなった・・・)、エントリーや決済の価格、利益や損失などだけを書くようになりました。

しかし、これもまた問題がありました。ノートにただ数字を書き並べるだけでは、後で見返してもあまり意味がありませんでした。どの取引がどのチャートに対応していたのか、実際のトレードの流れが掴めないんです。

実際にノートを見返すことは極端に減りました。

だって見返してもその時のトレードが思い出せないのですからもはや日誌の意味がないですよね・・・。

やっぱりその時のチャートの情報は必要なんだと思いました。そして、取引の詳細や背後の判断を記録するだけでなく、その時の感情や心の動き、なぜそのトレードを選んだのかといったポイントまで記録しておくことが大切なんだと気付きました。

自分にあった理想の日誌スタイルを発見!

トレード日誌をつけるならタブレットが絶対おすすめ!

やはりチャート情報は必要、でも印刷煩わしい…。はてどうしたものか。

そこでふと思いつきました。紙じゃなくて画像で保存すればいいじゃないか!

そうです、チャートのスクリーンショットを取り、画像として保存する方法に着目したんです。これにより、取引の瞬間のチャートをより簡単に記録できるようになりました。やったぜ!

しかしまだ問題はありました。今度はスクリーンショット(画像)にコメントを書き込むのがやりづらい・・・。

そこで、iPadなどのタブレットを活用することを思いつきました。iPadだとApple Pencilで手書きができるため、チャートのスクリーンショットに直接メモを追加することが可能です。よっしゃーこれで問題解決やーー!

実際にiPadPro12.9インチを購入し、これを活用してトレード日誌をつけることにしました。

タブレットを使用することで、スクリーンショットの貼り付けに加えて、そこに手書きメモを追加できるのでとても便利です。

  1. タブレットでチャートを表示させる
  2. エントリーしたらスクショを取る
  3. ノートアプリなどにスクショを貼り付ける
  4. 貼り付けたチャートのスクショ上で、エントリーしたところと決済したところにしるしをつける
  5. エントリーした根拠、決済した理由などを書きこむ

大まかに言うとこんな感じです。

トレードする度に記録をつけましょう。

コメントとかはシンプルでかまいません。

エントリー根拠と言っても、何も難しいことを書く必要はないんです。最初のうちは、例えば、「このポイント〇〇しそうだからエントリーしてみた」といった気軽なメモ程度でも十分です。大事なのは、その瞬間の思考や感情を記録することです。

特別な日誌「やらかし帳」

最後に私が実践している、通常のトレード日誌とは異なる、特別な日誌を紹介します。

トレードにおいて、失敗から学ぶことは大事です。そしてその失敗が大ききれば大きいほど、その記録は、将来に向けてとても重要な教訓となります。

そこで登場するのが「やらかし帳」なのです。

「やらかし帳」は、通常のトレード日誌とは異なり、特に手痛い失敗をやらかした場合に記録する特別な日誌です。具体的な内容としては、

  • 自身が設定したルールを無視し、大損失を出してしまった・・・
  • 本来避けるべきだったトレードを行ってしまった・・・
  • 頭に血がのぼり冷静さを欠いてしまった・・・
  • 感情に流された結果莫大な損失を負った・・・

などが挙げられます。

記録方法は通常の日誌と同じでいいです。

ここでエントリーした、こういう気持ちだった、こういう展開を予想していた。

まあそういう具合ですね。

ただ、内容が自分の馬鹿さ加減をこれでもかとあざ笑う趣旨の日誌であるというだけです。

なんといっても大やらかしを記録するわけですから。

つまり自分の愚かさをつまびらかにする、「Max恥ずかしい記録」といえます。

それはもうやばいくらいハズいです。

後から見返したとき顔が真っ赤になるくらいハズいです。

ですが、その恥こそが自分を戒める最高の材料になるんです。

なので私は今でも、トレードしていない何でもない時とかに、この「やらかし帳」を見返します。

そして毎回お顔真っ赤になります。

ああぁぁぁぁ、なんというひどいトレード・・・。

そしてこう思います。

「こんな思いはもう2度としたくない」

「やらかし帳」は、自己分析と成長のためのちょっと特殊なツールです。

どのような状況で冷静さを失ったのか、なぜそんなことになってしまったのか、を正直に記録することで、自分を徹底的に辱めるドMな記録です。

だからこそ、その後のトレードにおいて同じ過ちを繰り返すことを防ぐ、超優秀な助っ人になるんです。

ぜひ皆さんも参考にしてみてください。

ABOUT ME
FXトカゲ
FXトカゲ
社畜/FX大好きマン
なんの取り柄もない40代社畜。ブラック企業に勤めるかたわら、興味本位でFXを始める。一攫千金を狙って大損をぶっこいた後、なるべくリスクを抑えてコツコツやっていくスタイルへ。危ないときはトカゲがシッポを切るみたいに、逃げ足の早いトレードをモットーとしています。
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