FXで自分にとって最適なロット数は?超シンプルな計算方法を解説します!
最近トレードノートで過去の大負けパターンを見返していて気づいたんですが、大負けするときは大体やってますな、「どえらいナンピン」を。
まさにコツコツドカンの真骨頂ってやつです。
- エントリー直後から逆行し、
- 苦しくなってナンピンにナンピンを重ね、
- 気づいたらとんでもないロット数になってしまい、
そしてとうとう辛抱できずにドカーン!ですわ。
もしかしたら皆さんも経験があるのではないでしょうか。身に覚え、ないですか笑
FXでの最適なロット数ってどうやったら分かる?
そこで今回は「適正なロット数とは?」ということを考えてみたいと思います。どのくらいのロットでトレードするかというのは、FXではムチャクチャ大事ですいやホント。
自分にとって適正なロットがはたしてどのくらいなのか、この記事ではそれがすぐにわかる超シンプルな計算式をご紹介したいと思います。
これを読めば、計算式を使って皆さんそれぞれにとっての最適なロット数を知ることができます。
計算といっても全然難しくないですからね。ご心配なく!
ズバリ!これが適正ロットを知るための計算式です!
結論から言うと、自分にとってどのくらいのロットがちょうどいいのかはズバリ以下の式で計算できます。
ちなみにこの計算式はドル円やユーロ円などのいわゆるクロス円での計算式となります。
ユーロドルなどのドルストレートペアでは計算方法が異なります。
そちらの計算方法はまた別の記事で紹介しますね。
この計算で導き出されたロット数が、1トレードでの自分の全弾数です。この弾数を超えてポジションを持つことは許されません。
そもそも「コツコツドカン」の「ドカン」が起きる原因は、本来撃てる弾数を超えてどえらいナンピンをしてしまうことにあります。そこで、そもそも弾数を決めてしまうことでドカンのリスクを減らそうというわけです。
ではひとつずつ解説していきますね。
許容損失額
これは、「1回のトレードでいくらの損までなら容認できるか」ということです。
1回のトレードで「10000円の損失までなら仕方ないか」、という人もいれば「いやいや10000円なんてとんでもない。せいぜい3000円くらいまでだよ」という人もいると思います。ここは本当に人それぞれです。
ロスカットまでのpips数
次に「ロスカットまでのpips数」です。
これはトレードがうまくいかなかった時にどこでロスカットするか、ということになります。つまり、この計算式を使おうとすると必然的にロスカットポイントを決めなければいけないということにもなります。
どこをロスカットにするのかはこれも人それぞれではあります。
ただし
「20pips逆行したら損切り」
みたいに自分の都合で定量的に決めるよりは、
「直近の安値を割ったら損切り」
みたいに、チャート的に意味のある場所を損切りポイントにした方がいいと思います。
実際に計算してみる
では具体的に計算してみましょう。
今回のトレードでは10000円までの損失を許容するとします。そして、ロスカットポイントは直近の安値をちょっと割ったあたり、25pips先としましょう。これを計算すると
10000円÷25pips×100=40000通貨
となります。
このトレードであなたがエントリーできる弾数(ロット数)はズバリ「40000」通貨までです。
この計算結果をみてどう感じたでしょうか。
意外と少ないロット数だと思いませんか?
最大で、たった40000通貨ですよ。
これはつまり、逆行したからといって何も考えずにポンポンとナンピンするのがいかに危険かを表しているとも言えます。
もちろん毎回同じでなくてもいいです。
「今回は自信があるから20000円まで許容しよう」とか「ギリギリまで引きつけて、損切りポイントは10pips先としよう」と言う感じで毎回調整できます。
自信のあるトレードとそれほどでもないトレードで、分けて考えることでリスクをうまい具合に調整できます。
ただ計算自体はしっかり毎回するようにしましょう。
今回のまとめ
というわけでいかがだったでしょうか。まとめとしてもう1度計算式を載せておきます。
この計算式を参考にして、くれぐれもとんでもない高ロットでトレードをしないように注意をしましょう。
スマホの電卓機能を使えばチョチョイと計算できますし、なんなら暗算もできるくらい簡単な計算ですよね。
慣れたら頭の中でパッと分かるようになりますし、概算でもOKです!やらないよりは全然マシですよ。
僕といっしょに健全なトレードライフを送っていきましょう!