はっきり言います。FXで大事なのは、損切りした「その後」です。

突然ですが皆さんはこういう経験ないですか？

いかがでしょうかこの一連の流れ。

かくいうわたくしトカゲも、恥ずかしながらこのような経験は何度もあります・・・

今回はFXのトレードで、残念ながら損切になってしまった場合の、その後の対応方法・立ち回り方についてくわしく解説してみたいと思います。

この記事を読めば、たとえ損切になったとしても熱くならずに冷静に立ち振る舞うための方法がわかります！

ぜひ参考にしてみてください。

何は無くとも、まずは損切できた自分を褒めよう！

これは実に重要なことです。

もともとエントリー前に「こうなったら損切しよう」と決めていて、その計画に従った結果の損切であればそれは素晴らしいことです。

いやマジで。

多分皆さんが思う何倍も意味があって、ほんとにスゴイことなんです。

たとえ負けトレードであっても、事前に決めたことをしっかり実行できたという意味ではそれはまぎれもなく「ナイストレード」です。

しかも、損切りした後に逆方向にどんどん伸びていって「危ねー、ここで損切りしといて良かった！」みたいな展開になろうもんなら、それはもう勝ったも同然です。

あなたは見事、

を獲得しました。おめでとうございます。

「損切になっちゃったなぁ」で終わるのはもったいない

損切りは宝の山

まずはゆっくりと深呼吸して気持ちを落ち着かせましょう。

トレードによって多少の高揚感はあるかと思いますが、そのトレードは損切りによって終了しています。いったんクールダウンです。

当初計画していたトレードは損切りという結果で終わりを迎えましたので、そのプランは忘れましょう。そのプランの決定に至る過程も忘れましょう。

また、ゼロからのスタートになります。

そのうえで、次に活かせるものはないかを考えます。

くれぐれも損切り直後にカッとなって即再エントリーとかはだめです。

もう１度ドレードする機会がないかを探る

取り返そうと思うこと自体は悪くない

損した分を取り返そうすること自体は別に悪くありません。

ムキになって感情的なトレードをするのが悪いのです。

トレードは冷静に淡々と行わなければいけません。

このくらいの感じが大事です。

損切りした足の確定を待つ

損切り直後の再エントリーはやめましょう。少なくとも損切りした足の確定は待ちましょう。これは、もう１度フラットな視点でチャートを見るための、冷静になるための時間稼ぎでもあります。

もう１度テクニカルを考える

もう１度現在の相場状況を見直して見ましょう。

具体的には

などです。

後からチャートを見返したらはっきりわかるのに、実際にトレードをしている最中では意外とわからないものです。何か重大な見落としをしていないか何度も確認してみましょう。

トレード機会があれば勇気をもって再エントリー

負けたトレードはいったん忘れ、ゼロベースでチャートを見る。

その結果これはチャンスがありそうだ！、と見たらためらわず再チャレンジしましょう。

再チャレンジした結果うまく勝てた場合、１勝１敗です。

損益がプラマイゼロなら、もうOKです。

勝ったも同然です。いやほんと。

また、再チャレンジもあえなく失敗してしまった場合。

その日は撤退した方が無難かもしれません。

そういう日もあります。

大切なのはぼろ負けしないこと。ほどほどにしておきましょう。

今日１日だけのトレードにこだわる必要はありません。

トータルで勝てれば良いんです。

「トレードしない」という選択肢も全然アリ

• 再チャレンジの機会を探してみたけどイマイチいいエントリーポイントが来ない。
• １回目のトレードでなんだか疲れてしまった
• なんとなくやる気がでない

こんなときは、その日はもうやめちゃっていいです。

全然いいです。

義務じゃないんですから。

無理矢理トレードする必要はどこにもありません。

やりたくない時はやらない

これは我々個人トレーダーの特権です。

仕事でトレードしている人はこうはいきませんけどね。

今回のまとめ

とにかく個々のトレードに固執する必要はまったくありません。

なんて、この１回のトレードに限った話です。

耐えて大損する場合だってあるわけですから。

事前にきちんと計画しその通りに実行した、その結果損切りになったとしてもそれはもう成功と言ってもいいのです。それくらい価値があります。

くれぐれも計画から外れたトレードはしないようにしましょうねーー。

FXトカゲ

社畜/FX大好きマン

なんの取り柄もない40代社畜。ブラック企業に勤めるかたわら、興味本位でFXを始める。一攫千金を狙って大損をぶっこいた後、なるべくリスクを抑えてコツコツやっていくスタイルへ。危ないときはトカゲがシッポを切るみたいに、逃げ足の早いトレードをモットーとしています。